2012.09.13 Thursday

母の便り 春日八郎 矢野 亮 真木 陽 昭和32年 KIN

祭り太鼓の前奏から始まるこの曲は遠い都で暮らす我が子を想い筆を取る母の情愛がつづられています。
戦前に同名異曲で美ち奴と田端義夫のものもありますがこちらは時節柄戦地の我が子のことです。
春日八郎の母の便りは手紙の文面が候文で書かれていてこれが独特の雰囲気を演出しています。
離れ離れとは諦めていてもいずれは我が子とともに暮らしたい心細い気持ちで最後を結んでいます。
小生の母親も今は田舎で一人暮らしでこの曲を聴くたびに親の心が身に沁みます。

暗い夜なべの 灯の蔭に
そなた案じて 筆とり候
秋の祭りの 太鼓の音も
一人わび住む 母なれば
なまじなまじ なまじ白髪の
ますのみ候

老いの繰言 たどたどと
便り書く手も 凍えて候
飾る錦は 何ほしかろう
親子二人で 水いらず
暮らす暮らす 暮らすのぞみに
すがり居り候

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