2014.07.03 Thursday

「高原の旅愁」は昭和14年「湖畔の宿」のB面ながら伊藤久男が単独で歌ってヒットした初めての曲である、前年には「湖上の尺八」が中ヒットし、長年くすぶっていたが歌手伊藤久男がやっと認められ、同じ年、二葉あき子と共晶の「白蘭の歌」「お島千太郎旅唄」がヒットし、そして翌年の「高原の旅愁」「暁に祈る」で人気歌手の仲間入りを果たして、以後コロムビアの看板を背負って来た。
「高原の旅愁」は八洲秀章の作曲であるが、最近ネット上で彼の娘がクラシック歌手をしているページが見つかり、「高原の旅愁」が聴けた、一般にクラシック歌手が流行歌を唄うと、声量ばかりでかくて流行歌の情緒を台無しにしてガッカリするが、その点彼女は上手くこなしている、どこかで聴いた声だと感じて、ああ草笛光子の「白い橋」の声がよく似ている。

追記 
八洲秀章の作曲で戦後に「高原の慕情」「高原の悲歌」が伊藤久男で吹き込みされているのを知っている人は少ないだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=d8g7dZBqRJM

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