2013.09.13 Friday

千太郎笠

昭和34年にポリドールレコードから「千太郎笠」が発売された、唄っているのは東海林和夫、多摩幸子の新人2人のデビュー盤でもある。
多摩幸子は菊池章子の妹で後の吹き込み「北上夜曲」の甘え声とは全く違う。
東海林和夫の声は東海林太郎に良く似ている、似ているはずで彼は長男の和樹氏である。
最初聴いた時は良く似た声だなーと思って東海林太郎が変名で唄っているのかとも思った、関西なつめろくらぶの重鎮に聞いてみたら「昔和樹氏に逢ったことがある、声がそっくりだった」とのこと。
東海林太郎には和樹、玉樹という先妻の男の子が二人いて、高峰秀子の『私の渡世日記』にそのことが書かれている。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0238220/js/another02.html

東海林和夫としての流行歌シングル盤レコードはこの一枚で終わっているようである。
彼は大阪で音楽教室を開いていたようであるがいつの間にかその看板も無くなった。これは彼に逢ったことがある人のブログの記事。
http://oblige7.exblog.jp/8348883/

昭和57年NHKの「第14回思い出のメロディー」に東海林和樹が東海林太郎長男と紹介されて出演して「椰子の実」を歌っている。
デビューから24年この時点で本名になっているから歌手東海林和夫は既に終わっているようである。
http://hakozsito.exblog.jp/12419384/

和樹氏は既に鬼籍に入られているが、歌手になりたい一念で新聞社を退社してまでしてやっと吹き込みできたのが「千太郎笠」、でもそっくりではやはり長続きはしなかったのか、父親の東海林太郎がこの時どうからんでいたのか記事がないので判らない、支援したとかの記事があってもよさそうなものなのに、東海林太郎は昭和32年にマーキュリーで「東京物語」を吹き込みしたあと以後の吹き込みは無く、昭和35年にゼネラルレコードで「風と行く男」を吹き込みしているが以後全く新曲の吹き込みが無く他の懐メロ歌手同様完全に過去の人扱いになってしまっていた。

 

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