2016.08.23 Tuesday

あゝモンテンルパの夜は更けて S27 渡辺はま子、宇都美清

モンテンルパ監獄に収容された日本人戦犯の救出に尽力された渡辺はま子さんについては薬師丸ひろ子主演のテレビドラマ「戦場のメロディ」で紹介されていた、劇中で彼女と一緒に尽力したのが教誨師の加賀尾秀忍氏、2人はキリノ大統領に粘り強く嘆願して戦犯救出に成功した。

実は戦犯の救出には渡辺はま子さんの救出劇の影に隠れているが、それ以前に尽力した人が居た、その人の名は従軍画家の加納莞蕾氏。
彼が戦犯救出運動に関わった発端は、昭和20年10月に古瀬元海軍少将と出会い、自らの戦争責任を痛感する同氏に感銘を受け、やがて同氏が戦犯として投獄され、彼を救出すべき起ちあがったことからでした。
当時のキリノ大統領をはじめ、日比政府関係者やローマ教皇も含め200通近い嘆願書を送りつづけました。
妻やわが子3人を日本兵に殺されたキリノ大統領でしたが、昭和28年7月に声明を出し日本人戦犯の恩赦を発表しました。当時はなぜ大統領が心変わりしたか謎だったといいますが、後に加納莞蕾氏の書簡が大きく影響したことがわかりました。

今年両陛下がフィリピンを訪問しキリノ大統領の孫娘ルビーさんと面会されたが、この対面を特別な思いで見守る人がいた、加納莞蕾氏の娘の佳世子さんで彼女は昨年からルビーさんとメールをやりとりするようになり、昨年11月にはキリノ氏の出身地ビガンで開かれた生誕125周年の式典に招かれた、今朝のNHKニュース中でその場面が映し出されていた。

加納莞蕾/キリノ大統領



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