2015.09.20 Sunday

「浄瑠璃寺の春」は中学か高校かさだかでないが国語の教科書に載っていたと思う、作者の堀辰雄は当時全く知らなかったが、教師が有名な小説家であると言っていた、後に彼の「風立ちぬ」を読んで感銘を受けた、「浄瑠璃寺の春」は作者と多恵子夫人の二人連れが訪れた時のことを綴った随筆であるが、春の日ののどかで気だるさな情景描写が見事なタッチで表現されている。
社会人になって機会が有れば一度は訪れてみたいと思いつつ、一時期奈良県に居住したことも有ったのに、とうとうこの歳になってしまった。
そのこともあり、今日思い立って朝早くから妻と出かけることにした、教科書で読んだ十代の頃から50年経ってやっと念願の浄瑠璃寺を直に見ることができた、春と秋の違いは有るが、池の対岸から眺める阿弥陀堂の光景は教科書に載っていた写真と同じで安置されている9体の阿弥陀如来も本で語られていた通り荘厳なものであった、ただ随筆の中で多恵子夫人が掌にのせていた馬酔木の花は来春の開花の準備段階で蕾のままで垂れ下がっていた。

今回は近くの「岩船寺」も見たかったので、バスが浄瑠璃寺に着いてからコミュニティバスに乗り換えて先に岩船寺を訪れた、岩船寺から浄瑠璃寺へは2.5キロの細い山道をいくつかの磨崖仏をたどりながら歩いた、観光ガイドにはその方が下りになるから楽だと書かれていたからそのようにした。



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